犬も紫外線対策!?真夏の炎天下を裸で歩くと?
暑い夏、家族と一緒に海へ山へと犬たちも出かけることでしょう。
家族は、日焼け止めを塗り、しっかりと日焼け対策をするものの、犬のことはつい忘れがちです。
実は、犬も強い紫外線を浴びることで、皮膚病を患う危険性があることが明らかになっています。
夏用の洋服は紫外線対策用
暑い夏でもペットショップの店頭には、洋服がたくさん並んでいます。
ただでさえ暑いのに、どうして洋服なんて…とお思いの方も多いでしょう。
しかし、夏用の洋服は何もファッションのためだけというわけではありません。
本格的な日差しの強い真夏日などには、洋服を1枚着るだけで、犬の紫外線対策につながります。
特に、「サマーカット」にしているワンちゃんは夏物の服を着ることをおすすめします。
サマーカットは実は危険?
5月をすぎ、徐々に気温が上がり始める季節になると、犬達は短時間の散歩でさえも息を切らせてしまい、室内でも暑そうに息をして寝ているばかりという姿になることでしょう。
この様な姿をみて、少しでも過ごしやすくしてあげたいという飼い主の思いから、トリミングショップでは「サマーカット」のオーダーが殺到します。
ありとあらゆる犬種のワンちゃんたちがサマーカットに挑戦する時期です。
プードルやマルチーズ、シーズーといった本来被毛をカットすることが当たり前になっている犬種のワンちゃんたちであれば、皮膚自体がそれなりに丈夫になっているので、日常生活は特に問題はないでしょう。
しかし中には、柴犬やゴールデンレトリーバー、シェルティ、パピヨン、チワワ、ダックスというような本来カットが必要ないとされている犬種でさえもサマーカットにしてしまう飼い主が多いのです。
本来、被毛によって皮膚が守られていることが当たり前の犬種にとって、ある日突然、地肌と代わり映えしないほどに短いスタイルにカットされてしまうということは、皮膚は過敏になり、直射日光が直接、肌に届くことで火ぶくれを起こしてしまうこともあるほどに危険な行為なのです。
よかれと思ったサマーカットが裏目に出てしまわないようにするためには、サマーカットにする際は、夏用の洋服も用意しましょう。
散歩や海岸、キャンプと長時間屋外へ出る際には、紫外線対策として洋服を着せるのも繊細な愛犬の皮膚を守るひとつの手段なのです。
人間同様に日ごろの心掛けを
様々な皮膚の病気は、そのほとんどは早期発見が難しいとされています。皮膚がんもその1つです。発症しているものの、被毛に隠れてしまい兆候が発見できないのです。
早期発見が難しいのであれば、なおの事、日ごろから紫外線対策を心掛けておくようにしましょう。
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