犬の熱中症はどんな症状?予防や対策は?
夏になるとニュースで毎日のように取り上げられる「熱中症」のニュース。
実は犬の熱中症も発生件数が年々増加傾向にある危険なものなのです。犬の様子がおかしいと感じたら、熱中症を疑ってみる必要があるのです。
熱中症の症状は?
犬が熱中症を起こしてしまっている場合に起こりうる症状について考察してみましょう。
①ぐったりとして、自力では立ちあがる事が出来ない
②舌をダラっと出してしまっている
③よだれが多くでている
④目がうつろになる
⑤短く荒い息遣いをしている
室内での留守番、車中でキャリーケースに入っていた場合、屋外で飼育している場合などこのような症状が見られた場合には、熱中症の可能性が高いと言えます。
犬とお出かけをした際、外出先で、「ほんの10分、20分程度だから…」と、エンジンを切った車に犬の取り残したまま、その場を離れてしまう、といったことは非常に危険です。真夏の車内の暑さは侮れません。たとえ短時間であっても、犬が熱中症を引き起こしてしまう危険性は十分にあるのです。
熱中症になってしまったら?
熱中症になってしまったら、すぐに応急処置が必要です。
シャワーや水道がそばにある場合には、犬の全身に冷水をかけ、体を冷やしてあげましょう。
ただし、濡らしたタオルや布で犬の体を覆う事は、気化する際の熱でかえって蒸し暑くなってしまうため、逆効果です。
シャワーや水道の水は、そのままかけ流して使います。
氷や冷却スプレー、冷却剤がある場合には、首元、脇、内またに直に当て、すぐに全身を冷やします。
この時、出来る限り早く体温を下げる必要があるので、冷却できるものをフル活用しましょう。
屋外の場合、風通しのよい日陰に移動させ、体を冷却させます。
自力で水分補給が出来る場合には、スポーツドリンクを水で薄め、飲ませましょう。
自力での水分補給が出来ない場合、体の冷却を続けても症状が回復しない場合には、すぐに動物病院へ搬送しましょう。
熱中症を予防するには?
熱中症には、必ず兆候があります。
以下に当てはまる場合には、適切な対応を取る必要があります。
・犬と一緒に外出する際には、犬の息遣いに時々耳を傾けましょう。息遣いが急に荒くなったり、辛そうにしている場合、熱中症になっている可能性があります。まずは休息をとりながら、焦らず適切な処置をとります。
・ハアハアと短く、荒い息遣いをしている場合には、体温が上がりつつあるサインです。涼しい場所で休憩をさせ、水分補給をさせてあげましょう。
・室内で留守番をしている場合には、エアコンを可動させ、室温が一定以上に上昇しないように工夫をしましょう。
・屋外で暮らしている場合には、タープやよしずの活用や、係留用ロープを長いものに変え、犬が日陰を見つけて移動できるように工夫をしてあげましょう。
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