真夏のアスファルトで肉球は火傷する?
暑い夏の間は、散歩の時間を工夫するということは、飼い主の心掛けとして当然の事といえるでしょう。しかし時折、観光地や海辺で暑い中、犬が炎天下におかれていることがあります。
水分を与えていれば大丈夫、犬だから大丈夫ということは決してないのです。
肉球を過信しすぎると危険?
犬の肉球を「靴」の代わりと過信してはいけません。犬の肉球は、私たちが履いている靴のような役割は果たすことはできません。一見、靴のように丈夫そうにも見えますが、実際にはとても繊細なものなのです。熱ければ「やけど」もしますし、寒ければ「しもやけ」にもなります。
真夏の路上だけでなく、工事現場や、屋内であっても、ガラスや先のとがったものを踏めばすぐに切り傷ができてしまいます。
5月をすぎたら、もう危険!
人間が体感温度で「暑さ」を感じる季節になったら、もうアスファルトは危険値になっていると覚えておきましょう。
太陽で熱せられたアスファルトの温度は、体感気温+20度にまで上昇する場合があります。5月初旬に気温20度であれば、昼時のアスファルトは40度以上ということです。
もし、人間が裸足で40度以上に熱せられたアスファルトに足をついたらどうなるでしょうか?
あまりの暑さに、飛び上がり、一歩たりとも踏み出せないことでしょう。
しかし、犬はそれほどまでに熱いアスファルトの上でも、飼い主がリードを引いて散歩に連れ出したら、平然とした様子で歩き続けてしまうのです。
帰宅後も、やけどをした足を気にすることなく過ごしているでしょう。
もし、犬が肉球を気にするような仕草を見せたり、なんども肉球を舐めるような場合には、やけどが元で水ぶくれができてしまっていたり、皮膚がめくれてしまっていたりと悪化している可能性があります。
このような場合には、動物病院を受診し、薬の処方をうけましょう。
靴は特別な場合に!
犬用の靴が市販されている事をご存知の方も多いのでは?
ただし、暑さ対策という意味では、靴は必ずしも有効とは言えません。
犬は、肉球を使って体温を調整しています。
夏の暑さで上がりすぎてしまった体温を下げる機能が肉球にあるためです。そのため、ゴム底の靴を履かせ、肉球を密閉してしまうことで、肉球本来の機能を果たせない可能性があります。
夏の暑さ対策には、日が昇る前に散歩を済ませることがもっとも有効な手段といえるでしょう。
もし、靴を活用するのであれば、海岸の砂浜を歩かせる場合や、犬と一緒に険しい山道を登る時に一時的に使用する程度と考えておくとよいでしょう。
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