犬の夏のお風呂(シャワー)・シャンプーの頻度はどれぐらいがベスト?
暑い夏、愛犬が汗や汚れで、被毛がじっとり、汗ばんでいるのを見て、お風呂やシャワーでさっぱりさせてあげたいと思うのは、飼い主さんとして当然のこと。
かと言って、私たちの感覚で、毎日、何度もジャバジャバ洗ってもいいものなの?と疑問に思うオーナーさんも多いでしょう。
犬の夏場のシャワーやお風呂はどれぐらいの頻度が適切なのか考察してみましょう。
夏だからといって、回数を増やさなくてもOK!
犬はカラダにあまり汗をかかない動物です。暑い夏だからといって、私たち人間ほど、汗で皮膚がべたつくといったことはあまりありません。したがって、シャワーの回数を過剰に増やす必要はありません。
ただし、暑い季節に心配なことは、ノミダニの被毛への寄生です。
散歩で草むらへ入ったり、キャンプへ行ったりという後は、ノミダニが寄生してしまうことがあります。
これらを予防するためにも適度にシャワーをして、衛生的に保つことは大切です。
シャンプーの頻度は、理想は月に2回程度と言われています。あまりに頻繁にシャワーをしてしまうと、皮脂が過剰に失われてしまい、肌荒れ、かさつきを起こしてしまうからです。
夏は、冷水でもOK!
小型犬であっても、シャワーをし、シャンプーを終えるまでには15分前後はかかります。
特に、中型犬や大型犬、毛量の多い犬種であれば、シャワーの所要時間はさらに長引く事でしょう。
その間、浴室内の気温とシャワーの温度で蒸され、犬の体温は上昇。
私たちが思う以上に犬は暑さを感じている場合があります。
体温上昇は犬の体に負担をかけてしまうものです。
これらを踏まえて、夏のシャンプーは、シャワーの温度を低く設定し、冷水かぬるめのお湯がおすすめです。
シャワーの温度を低く設定し、短時間でササっと終えるようにするのがポイントです。
ドライヤーに注意を!長毛種の自然乾燥は逆に危険?
夏のシャワーで気を付けなければならないことは、ドライヤーの使用時間です。
実は、飼い主さんも知らず知らずのうちに、ドライヤーが原因で犬が軽度の熱中症をおこしてしまっているという事象が起こっているのです。
シャンプーの後の乾燥方法は、タオルドライがおすすめ!
ドライヤーは温度を抑えて短時間で手短にし使用時間を極力減らすのが上手な乾かし方です。
また、夏だからといって、自然乾燥はあまりおすすめできません。
ビーグルやラブラドール、フレンチブルドッグのように被毛が短い犬種の場合、しっかりとタオルで拭き上げた後自然乾燥でも十分です。
しかし、そのほかの犬種は、自然乾燥でも乾きますが、完全に乾ききるまでに、被毛に残った水分が蒸れてしまい、かえって体温が上がってしまったり、生乾きになり嫌な臭いの元になってしまいます。
夏のシャワーとシャワー後の乾燥は手際のよさがポイント!
洗浄は、冷水を使い短時間で終え、ドライヤーもできる限り短時間で終えるのが、健康的な犬の夏のシャワー方法です。
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